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バルフォア宣言が出された11月2日、パレスチナ人のナラティブをかき消そうとする圧力に文化で抗議、連帯する映画祭!/世界中で同時開催!日本の上映会場、60+!すべての会場で入場無料/共催:日本各地の上映会場、AFZ Japan推進チーム
  • 上映時間や上映作品は各会場によって異なりますので、直接会場にお問い合わせください。
  • 会場情報が見つからない場合はAFZ Japan推進チームへお問い合わせください。
上映日

2025年11月2日
※会場の都合により、11月1日~4日の間に開催される場所もあります。


上映会場

上映会場の一覧はこちら ▽


上映映画紹介

1. The Dupes|太陽の男たち
2. When I Saw You|ぼくの見えた道
3. Jenin Jenin|ジェニン、ジェニン
4. Upshot|爪痕

The Dupes
太陽の男たち

1972年/107分

パレスチナを代表する作家、ガッサーン・カナファーニーの傑作「太陽の男たち」を映画化。クウェートへ出稼ぎに行くため、給水車のタンクに隠れて密入国しようとするパレスチナ難民の男たち。国境超えの際、のらりくらりとした官僚に時間を取られ、灼熱の沙漠でタンクの中の温度は上がる。助けを叫ぶパレスチナ人の声は、タンクの外に届かない。1968年に書かれた作品が、50年以上経つ今でも強烈なメッセージを放つ。

When I Saw You
ぼくの見えた道

2012年/98分

父と生き別れ、母と一緒にヨルダンで難民となったパレスチナ人少年ターレクは、難民キャンプの生活に馴染めない。子どもの目を通して描かれる、パレスチナ人に押し付けられた不正義、故郷への思い、そしてレジスタンス。ターレクは故郷パレスチナに戻れるのか。パレスチナ人女性として初めて長編映画を撮影したアンマリー・ジャーシル監督による2作目長編映画。第63回ベルリン国際映画祭、最優秀アジア映画賞受賞作。

Jenin Jenin
ジェニン、ジェニン

2002年/54分

イスラエルで上映禁止になった「ジェニンの戦い」を題材にしたドキュメンタリー。2002年のイスラエルによる軍事作戦中、ジェニン難民キャンプへのジャーナリストや人権団体の立ち入りは禁止され、パレスチナ側のナラティブは届かない。パレスチナ系イスラエル人、モハンマド・バクリ監督がカメラを手にジェニンで拾う、パレスチナ人の生の声。

*追記 (2025年10月26日)

バクリ監督について、こちらに「パレスチナ系イスラエル人」と表記しましたが、「1948年領(現在のイスラエル領)に住むパレスチナ人、モハンマド・バクリ監督」と改めさせて頂きます。

「48年領」すなわち現在の「イスラエル」に住み、イスラエル国籍を持っているパレスチナ人は、本人の意思に関わらずそうしなければ故郷に留まることができない状況にあります。特に10月7日以降のジェノサイド後は、自らを「イスラエル人」と呼ぶことを拒否するパレスチナ人も増えています。この問題を明らかにするため、原文は上記にそのまま残し、イスラエル国籍を持たざるを得ないパレスチナ人のみなさまにお詫びして訂正いたします。

Upshot
爪痕

2024年/34分

田舎で動物や植物を育て、隠居生活を送るパレスチナ人老夫婦。5人の子供たちの現状や将来について、二人の意見はいつもぶつかり合う。ある時そんな二人の日常につらい過去を思い出させる来客がある。凄惨な爪痕と共に生きることを強いられた、ガザの人々の30年後の姿を映し出す短編ドラマ。

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